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2007年3月31日 (土)

バリトンサックスの第一人者原田忠幸

Img_0942 メジャーレーベルではまず作らないであろうバリトンサックスのワンホーンジャズ。本邦のバリトンの第一人者として君臨して来た原田忠幸のワンホーンジャズがマイナーレーベルのSaxから2002年にリリースされた。「原田忠幸/Midnight Sun」。バリトンジャズがあまり取上げられないのはソロイストが少ない事もあるがジャズの花形である、トランペットやテナー、アルトサックスに話題が集中してしまう事は否めない。そんな中、原田は楽歴の豊富さが示すように世界に通用する実力を持った数少ないバリトン奏者で紛れもなく本邦の第一人者である。「Midnight Sun」で原田をサポートするメンバーがすごい。盟友で日本のトップクラスのジャズメンのそうそうたる顔ぶれ。ピアノに小川俊彦、ギターに中牟礼貞則、ベースに稲葉国光と超贅沢な布陣。ドラムは若手の俊英高橋信之介という新旧混成のクインテットで興味が尽きない。原田の実にスムースな音色でゴリゴリ音のバリトンのイメージが薄らぐ程だ。全13曲。よく知られたスタンダードが中心、1曲デュオと無伴奏ソロが入る。他に原田がオミットしてギタートリオとソロピアノが各一曲を間に挟む構成。それにしてもジャケットカバーのださいデザイン何とかならないものか。原田の音楽性が自然体で表現され、サポート陣の好演と相まってバリトンジャズの優れた逸品として愛される作品と思う。

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