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2007年3月16日 (金)

英を代表するアルト奏者、ピーター・キング

Img_0893 英のジャズシーンでは渡英するジャズメンとの共演盤が日本でも結構馴染み深い。イギリスでは古くは、豪快テナーのタビー・ヘイズや英のマイルスコンボ、ドン・レンデル=イアン・カー・クインテットなどが浮かぶ。しかし忘れる事が出来ないのがアルトサックスのピーター・キング。英のみならず欧州でも屈指のアルト奏者である。今回はキングが1996年にリリースした「Peter King Quintet/SPEED TRAP」。パーカー派のマックリーンやフィル・ウッズの豊かな情感と饒舌で完璧なアルトを吹き鳴らすテクニックには凄さを感じる。彼の吹込みは英SPOTLITEに多くあるがCD化されていないようだ。従って中々耳に出来ないのが残念である。SPEED TRAPは新主流派の革新性を全面に出したサウンドを披露して熱演している。ジェラルド・プレゼンサーとは旧知の仲でコンビもしっくりいっており彼のブリリアントなソロは迫力十分で圧倒される。全6曲、キングのオリジナル2曲他4曲、コルトレーンの”Neima”は雰囲気が出ていて最高なプレイ。10分を超える長尺なトラックが多く息詰まるソロの応酬が堪能出来る。新しさを追求するキングの現在の姿を知る上では格好の演奏といえる。

Peter King(as)Gerard Presencer(tp)Steve Melling(p)Alec Dankworth(b)Steven Keogh(ds)1994.9 Ronnie Scott's Club 録音

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