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2007年3月23日 (金)

期待高まるテナー奏者岡田嘉満

Img_0909 岡田嘉満の名をネットで知った時どんなタイプのジャズマンなのか関心がわいた。2006年に自身の自主レーベルWoodsideからテナーによるワンホーンのデビュー盤がリリースされた。「SWINGIN'/YOSHIMITSU OKADA QUARTET」だ。カバーは赤白のツートンに彩られ大きく”SWINGIN'”の文字が目に入る、岡田が一心不乱にテナーを吹いている様子がアップに写りいかにも音が飛び出しそうなイメージ。聴いて見ると大正解。スイング感と太い音、しつこさもなく流麗さと適度に抑制された引き締った音色はハンク・モブレーを想い出してしまう。ひと頃熱中した時代の黒く熱気のあるサウンドだ。やたらとこ難しくなければ先鋭的とか革新的でないと思われるふしがあるがそんな事はない。ジャズはスイングと唄心がなければ人の心に感動を与えられない。岡田は感動を与える術と才能を持っている。全10曲自身のオリジナル2曲、ジャズメン5曲にスタンダード3曲でアップテンポ、ソローバラード、ボッサと多彩。C・ブラウン"Swingin'"C・パーカー"Ornithology"D・エリントン"Warm Valley"で正面から向き合って臆することなく堂々としたプレイを展開する。スローバラード"You Are Too Beautiful"は情感タップリと美しく唄いあげて印象に残る。リズムセクションも完璧に岡田をサポートして盛り上げる。これはモダンジャズをダイレクトに伝える出色の出来。これからの岡田の益々の活躍に期待がかかる。

岡田嘉満(ts)田村和大(p)池尻”ロッシー”洋史(d)高橋幹夫(ds)2005.6.15,16録音

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