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2007年3月12日 (月)

きれいな音色、アルトのジミー・ヒル

Img_0879 このCDを入手する迄名前すら知らなかったジミー・ヒル。自主制作の2枚目「Jimmy Hill Quartet/Friends」はアルトのワンホーンで爽快に演奏していて気持ちが良い。1stアルバムの「We Small Hours・・・」を聴いてアルトのクリアな音色に脱帽した。黒人ながら、昔のデーブ・ブルーベック・カルテットのアルト奏者、ポール・デスモンドを思い起こさせる音色だ。アルトサックスも色々な音色があるがこの人のはひときわ澄み切っていてきれいな音。40年代から活動しているのでベテランだ。女性ヴォーカリストのエッタ・ジョーンズと長い間行動を共にしていたという。この2作目の「Frends」は彼女に捧げられている。1作目は全曲スタンダードだったが2作目ではホレス・シルバーの”Sister Sadie””Song For My Father”ハービー・ハンコックの”Watermeron Man”のジャズメンオリジナルを取上げていてクールなヒルがかなりアグレッシブになっているのが印象に残る。ピアノのHiroshi Yamazakiは大阪の出身。1986年にNYに渡って現地で活動している逸材、今はヒルのコンボのレギュラーメンバー。正統派のモダンピアノを駆使してこのグループのキーマン的存在。先の3曲の他スタンダード9曲で親しみやすい。名こそマイナーかも知れないが力を抜いた自然体でエキスが一杯詰まった音楽に接すると本当に心が洗われる思いがする。

Jimmy Hill(as)Hiroshi Yamazaki(p)Joe Ragusa(b)Fred Hunter(ds)2001.2.24録音

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