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2007年3月17日 (土)

ジャズ史に燦然と輝く世良譲

Img_0897_1 ジャズの持つハッピーさとエンジョイの両輪を追及し最高のエンターティナーとして君臨していた世良譲。 2004年2月惜しまれつつこの世を去った。ジャズを多くの人達に身近な音楽として発信し続けた功績は大きい。世良は60年代初頭のジャズ発展期からジャズシーンの第一線に立って日本のジャズ史を飾って来た。昨秋に追悼盤として2枚組CD「YUZURU SERA/TREASURE」がリリースされた。DISK1に10曲、DISK2に9曲の計19曲。世良の歴史を物語る豪華なセッションの数々。共演者は20名以上にのぼる。オムニバス盤だが帯には「秘蔵音源収録アルバム」と銘打ってるがどれが秘蔵だか表記がない。テクニックの正確さ、抜群なリズム感、多彩なアイディアなどは天性のもので偉大さがわかる。全19曲ジャズの人気曲から良く知られたスタンダード、自身のオリジナルで名曲の”Max Blues”など多彩な選曲。ソロ、トリオ、管入りの多様な編成で世良の魅力の全貌が聴ける。残念なのは各トラック毎のパーソネルと録音日の表記がない事とトラックも世良にスポットを当てているためテープ編集で他のソロイストがカットされている部分があり音源の完全性に疑問が残る。これらを差し引いても世良の音楽人生の集大成として歴史的遺産には変わりはない。

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