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2007年3月 1日 (木)

欧州最前線のハードバップコンボ

Img_0858 50年代後半から60年代初期に欧州に伝説的なバップバンドが存在していた。オランダの「DIAMOND Five」である。イーストコーストのコンボと遜色ない実力を持っていたグループ。そのリーダーがシーズ・スリンガーでオランダ屈指のピアニストで今も健在である。そのスリンガーが再び自己のバンド「BUDDIES IN SOUL」を結成してレコーディングしたのが”HAPPY TIMES”である。2ホーン3リズムのバップ編成。ピアニスト以外は中堅の実力者で固めている。ユニークなバンド名は名曲”BODY&SOUL”にヒントを得たという。オランダBLUE JACKレーベルは古いテープの掘り起こしを行っているが今回のような新録を並行して行っており期待できるレーベルである。スリンガーの経歴がすごい。渡欧してきたジャズメンとの計り知れない共演とレコーディング。D・ガレスピー、B・ウェブスター、D・ゴードン、H・ハバード、C・ジョーダン等多彩。”HAPPY TIMES”は全10曲、H・シルバー、J・グリフィン、H・ハバードなどジャズメンのオリジナル曲とメンバーのオリジナルで構成。フロント陣のソロの迫力は圧巻。スリンガーは年齢を感じさせないバッキングで鼓舞し新しいサウンドが随所にほとばしり緊張感を高める。これは正に欧州ハードバップの最前線を行く作品。
Cees Slinger(p)Ruud Breuls(tp)Simon Rigter(ts)Johan Plomp(b)Joost Patocka(ds)2002.3.20録音 BLUE JACK BJJR 008

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