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2007年3月29日 (木)

D・ガレスピーバンドの音楽監督マイク・ロンゴ

Img_0939_3 1960年代中期に巨匠ディジー・ガレスピーのバンドに参加し音楽監督を努めたマイク・ロンゴ。端正なピアノと正確なテクニックで御大の信頼は絶大で9年間在籍した。ロンゴは90年中期に自身のCAPを創設しこのレーベルに8枚のリーダー作がありうち2枚がトリオ盤だ。今回このうち2002年にリリースされたトリオのライブ盤を紹介します。「Mike Longo Trio/The Detroit International Jazz Festival」。M・ロンゴはガレスピーバンドに在籍した事で自身の音楽性の形成に大きな影響を受けた事は想像に難くない。CAPの前作ではガレスピーのトリビュート作品を作っているし今回のライブ盤でもガレスピーの3曲を取上げている事からも思い入れが伝わってくる。趣味が良くてグルービーかつブルージーさも持ち合わせて明快にスイングするタッチは見事。ドラムは過去にも共演しているレイ・モスカでコンビは絶妙。クレジットでは1枚のCDに19のトラックが収録されているが実質の演奏は9曲だ。演奏曲前後の曲紹介が各々トラック化されているため多いのだ。普通これらは演奏曲
の一部でこのような編集は初めてである。演奏の9曲はジャズメンの7曲にスタンダード2曲。ジャズメンの7曲の彼がいかにジャズの重みにかけた気迫が感じられる。ガレスピーの3曲は巨匠へのトリビュートと思える。やはりガレスピーの"Tin Tin Deo"や"A Night In Tunisia"が白眉だ。これは理屈抜きに自然体で気軽に楽しむ密度の高いピアノトリオとい
える。

Mike Longo(p)Santi Debriano(b)Ray Mosca(ds)2002.9.1録音

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