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2007年3月 6日 (火)

西海岸で活躍するベーシストEd Bennett

Img_0866 米西海岸のオレゴン州にあるマイナーレーベル「SAPHU」はベーシストのエド・ベネットが主宰している。エド・ベネットは注目の新人ピアニスト、トニー・パシーニ・トリオのベーシストとして知られている。そのSAPHUからリーダー作「Blues For Hamp」を紹介します。フォーマットはベーストリオではあるがピアノが全面的にフィチュアーされているのでピアノトリオの感覚である。ジャズの原点であるスイング感がタップリ詰込まれた極上のトリオとして十分に楽しめる作品。中心はピアノのケント・グレン。殆ど西海岸で活動していたので一般的な認知度は高くはなかった。エルモ・ホープやバッド・パウエル、ジョー・オーバニーなどのピアニストに影響を受けたというだけあって伝統を駆使した正統派のピアノを弾く。そのグレンも2004年に他界してしまったがこれはグレンが本領を発揮した作品といえるもの。白眉は4曲の自身のオリジナルでタイトル曲はハンプトン・ホーズに他はジョージ・ウォーリントン、ハービー・ニコルスなどのピアニストに捧げられている。ガーランドのように明快にスイングし快適である。全12曲、C・パーカー、G・グライス、R・ウェストンなどジャズメンオリジナル4曲にスタンダード2曲とエド・ベネットのオリジナル2曲。ベネットも随所に重厚なソロ、バッキングを展開し、トリオのコンビネーションも良く聴き所は多い。米国ではあまり陽の目を見ないが優れた演奏である。

ED BENNETT(b)KENT GLENN(p)DICK BERK(ds)1992.12.14,15録音

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