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2007年2月 8日 (木)

ベテランジャズメンの珠玉のバラード

Img_0802 バラードの魅力をたっぷり湛えたベテラン達の共演作を紹介します。2004年にソウルメディアレコードからリリースされた「前田憲男&稲垣次郎」が共演した「BALLADS-BEAUTIFUL SADNESS-」。ベテランの共演というと仲良し倶楽部的な軟派ジャズとの印象を受けやすい。それがどうして、真向から対峙した真剣勝負。ジャズの歴史を作り上げてきた百戦錬磨の二人の共演は絶好の顔合せ。ジャズの王道を行く安定感、安心感がズシリと伝わってくる。昔コルトレーンの全盛期のアルバムを制作した「インパルス」というレーベルのレイアウトにどこか似ているのに気がついた。中身は全10曲1曲を除いてよく知られた哀愁のあるスタンダードを稲垣がストレートにズ太い音色で情感を込めて唄いあげる。これをリズムセクションが支える一体感はさすがであり経験を積んだ者しか出せない味。唯一のオリジナルのタイトル曲「BEAUTIFUL SADNESS」の稲垣の哀感のあるソロは絶品。最後は「時の過ぎ行くままに」で前田のソロピアノが余韻を残して終わる。2曲で旧友西條孝之介が加わり彩を添える。
パーソネル:前田憲男(p)稲垣次郎(ts)荒川康男(b)竹田光司(ds)西條孝之介(ts)
2004.3.17-18 録音

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