« 北海道のバリー・ハリス | トップページ | 今が全盛フランク・モーガン »

2007年2月24日 (土)

隠れた逸材テディ・エドワーズ

Img_0842 50年代米西海岸で白人主体の洗練されたジャズが横行する一方でニューヨークの若き黒人達と変わらぬハードバップも存在していた。その中核的な一人にテディ・エドワーズが上げられる。あまり知られていませんが歴史的な名コンボのブラウン=ローチクインテットが西海岸で旗揚げした時のメンバーであり、当時からその実力は認められていたといえる。モダンジャズの名匠が物故している中、エドワーズも2003年惜しまれつつ他界してしまった。50~60年代の西海岸の黒人プレヤーはジョー・ゴードン、ハロルド・ランド、ハンプトン・ホーズ、カール・パーキンス、カーティス・カウンスなどが中心的に活躍しエドワーズも豪放な音色でウェストコーストに於ける黒人ジャズの存在感を示した。ジャズシーンを変える革新性はともかく地味であったが隠れた逸材といって良いと思う。晩年はHIGH NOTEを中心に精力的にレコーディングした。中でも2001年ワンホーンで吹き込んだ「TEDDY EDWARDS/Smooth Sailing」が近年の傑出した作品である。リーダー作はコンテンポラリ、パシフイックジャズ、ザナドゥ、アンティルスなどにある。「Sooth Sailing」は名バイプレヤのリチャード・ワイアンズ以下の好サポートと相まってモダンジャズの良さを存分に発揮した会心作。全8曲スタンダード4曲、エドワーズのオリジナル1曲とジャズメンオリジナル3曲。

Teddy Edwards(ts)Richard Wyands(p)Ray Drummond(b)Chip White(ds)2001.12.19日録音

|

« 北海道のバリー・ハリス | トップページ | 今が全盛フランク・モーガン »

「趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/200184/5467743

この記事へのトラックバック一覧です: 隠れた逸材テディ・エドワーズ:

« 北海道のバリー・ハリス | トップページ | 今が全盛フランク・モーガン »