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2007年2月11日 (日)

中庸の愛すべきテナー奏者 ジュニア・クック

Img_0813 時代を少しさかのぼって昔気に入っていたジャズズマンを紹介します。B級だC級だと揶揄されA級に遂になれなかったテナーマンのジュニア・クック。A級B級の評価は評論家のたわ言。夢中になれば愛着さえ覚えるものだ。ジュニア・クックはブルーノートの4000番台を飾り看板だったホレス・シルバー五重奏団のフロントの一人であった。在団中(1958-1964)に吹きこんだアルバムは7枚。世界にファンキーブームを巻起こし日本にジャズブームを呼んだ。退団後はBLUE NOTE 、TIMELESS 、MUSE、 STEEPLE CHASEなどにアルバムを残した。今日は彼の晩年の作品「THE PLACE TO BE」。欧州の名門STEEPLE CHASEがリリースした1988年録音のリーダー作で他界する3年前のものである。ピアニスト、ミッキー・タッカーがオリジナル2曲提供、他にシダー・ウォルトンやベニー・ゴルソンなどのジャズメンオリジナルを普段通りストレートの奏っている。小難しい事は一切なし、ひたすらアドリブに賭けるインプロバイザーなのだ。引き締った硬質な音色、良く唄うフレーズ、ジャズは先鋭的ある事が全てではない。ジュニア・クックのように革新性とは無縁でもモダンジャズの心を伝えればファンに支持される。色々な人の個性があってジャズが発展してきた事を忘れてはならない。
パーソネル Junior Cook(ts) Mickey Tucker(p) Wayne Dockery(b) Leroy Williams(ds)
1988.11.23 録音

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