« チャールス・マックファーソンの新作 | トップページ | Benny BaileyのLAST RECORDING »

2007年2月21日 (水)

クールサウンドが蘇る沢田駿吾ニュークインテット

Img_0831 「バードランドの子守唄」といえばモダンジャズの定番の名曲。作曲したのは盲目のピアニスト、ジョージ・シアリングである。そのシアリングが1940年代後期に結成した五重奏団はギター、ヴァイブを加えてアンサンブルを重視したサウンドが「クールジャズ」と呼ばれて絶大な人気を博したという。今回本邦ギターの第一人者であった故沢田駿吾が同一編成の「The SHUNGO SAWADA New Quintet」で見事にシアリングサウンドの真髄を聴かせた。ジャズは黒人中心の音楽と短絡的に思ってしまう。ねばっこさ、泥臭さ、力強さなどは黒人特有なものであることも確かだ。これらが洗練され過ぎてしまうとインパクトが減少しかねない。この辺りがシアリングサウンドの魅力と限界かも知れない。沢田のニュークインテットを聴くと冷静で洗練された都会的ムードが漂う。当時一世を風靡した状況が目に浮かぶ。全12曲。シアリングのクールジャズの代名詞「September In The Rain」「Lillaby of Birdland」を始め良く知られたトラックばかりで親しみ易い。沢田の編曲がシアリングのクールサウンドを見事に再現して十分に楽しめる。一度は聴いて見るサウンドと思う。
沢田駿吾(g)玉川恒一(vib)金山正浩(p)阿久津泰久(b)田鹿雅裕(ds)1998.3.22録音
AUDIO PARK APCD-1010

|

« チャールス・マックファーソンの新作 | トップページ | Benny BaileyのLAST RECORDING »

「趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/200184/5427483

この記事へのトラックバック一覧です: クールサウンドが蘇る沢田駿吾ニュークインテット:

« チャールス・マックファーソンの新作 | トップページ | Benny BaileyのLAST RECORDING »