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2007年2月27日 (火)

パーカー派アルト、2人の共演

Img_0847 最近では珍しい2アルトのCDが出た。「COOL BLUES/KAZUNORI SAWADA TAKAO OGAWA」である。チャーリー・パーカー没後50年の節目を契機今はときめくアルト奏者澤田一範と小川高生の二人をフロントラインにすえた。これに若きサムライ達がリズムセクションでサポートする。全曲2本のアルトの激しいバトルが展開される訳ではない。二人の個性を多面的に聴いてもらうといった方がいいかも知れない。澤田、小川の二人は熱心にチャーリー・パーカーを研究され極めて造詣が深い。これだけでも二人の顔合せは興味は尽きない。澤田は本邦最高のバップバンド村田浩のグループで小川も若きピアニスト金子亜里紗のグループの中核メンバーとして旺盛な活動をしている逸材。二人は音色、フレージングがとても似ている。そのため共演する曲のテーマのユニゾンでは1本のアルトに聞こえ判別は出来ない。全体的なサウンドは激しさよりもソフトでまろやかといった印象だ。カルテットでは各人の微妙な個性の違いを感じ取る所が聴き所。全11曲共演6曲、カルテット4曲、ピアノトリオ1曲と多彩な編成で現在では最上級のアルトサウンドが聴ける。
澤田一範(as)小川高生(as)海野雅威(p)吉田豊(b)海野俊輔(ds)2004.12.9録音

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